サテライトオフィスが提供するクラウド電話（クラウドPBX）を徹底解説
サテライトオフィスは、テレビCMも積極的に行いビジネス向けのクラウドサービスを幅広く提供しています。効率の良い考え抜かれた機能や無駄のないプランと料金設定などが特徴で、大小を問わず数多くの企業への導入実績を重ねています。そのサテライトオフィスが提供するクラウドサービスの一つにクラウド電話があります。どんな特徴を持つサービスなのか、どんなメリットがあるのかをチェックしてみましょう。
サテライトオフィスのクラウド電話はシンプルで低コスト
サテライトオフィスのクラウド電話は、とてもシンプルなシステムで成り立っています。これは、社内オフィスの接続環境を簡素化できることを意味します。具体的には、PBX専用の装置は不要となり、小型のハブを1つだけ設置するだけです。ネット回線用の装置に接続するだけですので、工事は不要ですしスペースもほぼ取りません。また、固定電話機についてもLAN回線に直接つなぐだけで十分です。もちろん、パソコンやスマホなどはネットに接続されていれば、別の接続をすることはありません。さらに、パソコンにUSBタイプの電話機をつなげば、ビジネスフォンが不要となりますので、よりシンプルな環境構築ができます。
サテライトオフィスのクラウド電話は、コストダウンにも適しています。1内線当たりの単価は200円程度となっていますので、たくさんの内線を持っているオフィスでは大きく費用削減ができます。もちろん、内線通話料金はかかりませんし、外線についてもひかり電話の通常の通話料のみとなります。従来の電話回線の料金よりもぐっと下がりますので、ランニングコストを下げるために大きな助けとなります。
サテライトオフィスのサービスでは、電話サービスの他にクラウドFAX機能も付帯されます。パソコンから直接ファイルをファックス送信したり、受信した原稿を画面上で閲覧したりできます。クラウドFAXは追加料金がかかりませんし、やはり通信費用もかなり安くなりますので、通信費用という総合的なコストを下げるのに役立ちます。
サテライトオフィスのクラウド電話のメリット
クラウド電話を導入するメリットはコストダウンだけではありません。利便性の高い機能を活用できるという点も大きいのです。たとえば、従来のシステムではできなかった、スマホでの内線電話の利用や代表番号への対応が可能となります。ネット環境があればどこででも、クラウドシステムにつなげて内線をかけられますし、お客様からオフィス宛てにかかってきた電話を受けることができます。そのため、担当者が出張に出ている場合でも普段通り対応できますし、たとえ海外にいても日本の電話に出られるというメリットが生まれます。
サテライトオフィスでは、今までの電話番号をそのまま利用できます。電話番号を取得したのがNTTであることといった条件はありますが、全国どの市外局番でも可能ですので利用シーンはかなり広がります。クラウド電話の中には番号ポータビリティができなかったり、できても対応している地域が限定されたりすることがあります。しかし、サテライトオフィスではこうした制限がありませんので、より多くの企業に支持されているわけです。もちろん、低価格で新しい電話番号を、オフィスがある場所の市外局番で取得できます。
柔軟にシステムを変更できるのもクラウドサービスの良いところです。インターネット回線と小さな専用ハブにつながっていれば、どこででも通信環境を構築できますし、台数などの変更が可能です。そのため、オフィスを移転したり大きくしたりする際にも、簡単な設定だけで対応できます。オフィスのレイアウトを変える場合も、特に配線装置を移動するなどの手間がかかりませんので、作業が楽になります。工事によって通信できない期間が生まれることもありませんし、工事費用も発生しません。
もう一つのメリットは、様々なクラウドシステムや業務システムとの連動がしやすいという点です。サテライトオフィスでは、LINE WorksやGoogle Workspaceといったプラットフォームにクラウド電話ボタンを付けることができます。アプリ上のデータから電話番号を呼び出して、そのまま同じ画面で電話をするといった便利な使い方ができます。また、CRMとの連動も可能で、登録してある電話番号から受信があったら、該当する顧客情報をポップアップさせることも可能です。
メリットの大きなサテライトオフィスのクラウド電話を検討してみよう
クラウド電話サービスはいくつもありますが、サテライトオフィスはコストや機能面でのメリットが大きいです。特に、様々なクラウドシステムとの連携がしやすく、業務効率を上げるのに大きく貢献してくれます。より迅速かつ丁寧なお客様対応をすることにもつながりますので、導入検討をする価値は十分にあります。
