ソフトバンク社のクラウドPBX・Dialpadについて徹底解説
ソフトバンク提供の安心感があるクラウドPBX
「Dialpad」は、大手携帯キャリアでもあるソフトバンクが提供するクラウドPBXサービスです。クラウドPBXは、企業が取引先やお客様への対応をしたり、社内コミュニケーションのために使う重要な通信インフラです。それだけに、品質が安定していて信頼できる企業のサービスを使いたいものです。その点で、Dialpadは間違いのない選択肢と言えるでしょう。
Dialpadの機能としては、まず基本的なクラウドPBX機能として、代表番号や内線通話、保留・転送といった電話サービスがあります。これに加えて、幅広いコミュニケーションツールが用意されているのが特徴です。たとえば、システム内でのビデオ通話が可能です。主に社内コミュニケーションを想定した作りで、1対1の通話のみですが、わざわざ外部システムを立ち上げなくても簡単にビデオ通話を始められますのでとても使いやすいです。また、チャット機能は1対1はもちろん、グループチャットも可能となっています。
電話機能として留守番電話が使えるのですが、Dialpadではさらに録音された音声の自動テキスト化サービスも標準で付いてきます。留守番電話の内容を毎回聞いて確認する必要がなくなり、簡単に文章で内容を把握できるのはうれしいものです。また、外部システムとの連携も充実しています。たとえば、Office365やGoogle Workspaceとの連携ができ、データの共有やコミュニケーションツールの横断的な利用といった使い方ができます。日常的に使っているビジネスツールを、Dialpadのシステムからすぐに動かせるのは業務をスピーディーに進める助けとなるでしょう。プロフェッショナルプランからは、SlackやSalesforceといった統合システムとも連携できますので、業務効率化を図るのに最適です。
他にも、プランによってグループ通話を自動録音するなどの機能が加わります。社内での会議をする時などに、内容を保存して後で見返すのに役立ちます。さらに、休日ルーティングもできるのも便利です。通話応答について、休日の設定をしておくことで、毎回設定を変えることなく自動的に適切な応答ガイダンスが流れます。また、APIでの外部システムの連携も可能です。自社ですでに使っているシステムを紐づけることで、顧客管理データを着発信の際に参照するなど便利な使い方ができます。
営業支援ツールも備えています。たとえば、モニタリング機能があり、リーダーなどがオペレータや営業担当者の通話を確認して、必要な時にサポートを提供できる体制を作ります。コーチングチームの作成ができるのも、Dialpadの優れた点と言えるでしょう。顧客との通話を録音して、そのデータを基にしてより良いトークや対応ができるように指導できるからです。単にクラウドPBX環境を提供するだけでなく、営業効率を上げる手助けをするサービスまでありますので導入する利点は大きなものがあります。
Dialpadのプラン
Dialpadのプランは目的に応じたいくつかのカテゴリーに分かれています。トーク主体のプランと営業向けカテゴリー、そしてコールセンター向けの区分です。それぞれにプランが用意されていて、たとえばトーク主体の区分では、月額基本料金1,000円のスタンダードプラン、1,500円のプロフェッショナルプラン、2,000円のエンタープライズプランがあります。営業向けの区分ではプロフェッショナルプランが月額5,000円、エンタープライズプランが6,500円となっています。コンタクトセンター向けの区分では、プロフェッショナルプランが4,000円、エンタープライズプランが5,500円です。
プランの違いによって、使用できるユーザーやグループの数が上下すると共に、標準的に盛り込まれる機能の数が変わります。もちろん、特定の機能についてオプションで追加することも可能です。こうした基本料金とライセンス料、従量制の通話料金で最終的な費用が計算されることになります。
Dialpadではトライアル制度があり、30日間無料で各プランを使えることになっています。費用感覚や機能の実装を試すのに良い機会ですので、まずはこちらを申し込むと良いでしょう。
ビジネスを加速させるDialpad
Dialpadはソフトバンクが提供する、ビジネスユースに特化したクラウドPBXです。無駄を省き高度な機能を充実させているため、デジタル化を図り業務効率をしたい企業に向いています。上場企業への導入実績も豊富ですが、小規模オフィスでも利用できる柔軟性がありますので、自社で導入するメリットがあるか検討して、まずは無料トライアルを活用してみましょう。
