クラウドPBXにかけ放題のサービスは存在する?おすすめのサービスをピックアップ
クラウドPBXの特徴の1つは、通信コストを大きく下げられることにあります。コスト軽減ができる理由として、インターネット回線を使っての通話となりますので、基本的な通話料自体が安くなる点が挙げられます。その他に、スマホとの通話を内線化できるため、出先にいる社員とのコミュニケーションが無料となる点も大きいです。さらにコストを下げたいということであれば、かけ放題プランがあるクラウドPBXを選ぶことができます。クラウドPBXのかけ放題プランとはどんなものかをチェックしてみましょう。
クラウドPBXにもかけ放題プランがある
電話のかけ放題サービスは、特に携帯電話サービスで盛んに利用されています。いろいろなプランがあって、3分以内の通話、10分間以内の通話など、1回当たりの通話時間を指定して、その範囲内ならかけ放題となるというものです。また、特定の電話番号に対しての通話ならいくらかけても無料というサービスを設けているところもあります。3番号から5番号程度を登録することができ、よく話す相手を指定することで、通話コストを下げられます。
クラウドPBXにも、似たようなかけ放題サービスが存在します。しかし、携帯電話ほど多くはありません。というのも、そもそもクラウドPBXは通話料が安いサービスですし、コストを下げるのは内線化のメリットを生かしているケースが多いからです。サービス提供会社としても、ビジネスで利用する電話となりますので、かけ放題にすると利益を回収できない恐れが出てきます。こうしたことから、どこの会社でもかけ放題プランを設けているというわけではないのです。クラウドPBXのかけ放題プランは、基本的に時間制限付きとなります。3分間以内の通話なら通話料がかからないという形です。
クラウドPBXでかけ放題プランを選びたいのであれば、この程度の通話時間で済むケースが多いかを事前に調べておく必要があります。ビジネス上の電話を取引先とする、お客様への営業電話をするといったケースだと、3分間程度では収まらないことも多いので、利用するメリットがあるかどうかを慎重に考えるひつようがありそうです。その上で、オプション料金を払ってもコストを下げられるということであれば、積極的に導入してみましょう。オプションを付けるのは簡単ですし、逆に解約するのもそれほど大変ではありません。実際に使ってみて、コスト削減につながるかを比較してみるのも良いでしょう。
かけ放題プランがあるおすすめのクラウドPBX
かけ放題プランを提供しているおすすめのクラウドPBXサービスは、「03plus」です。10分間の通話がかけ放題となるサービスで、月額1IDあたり1,000円となっています。ビジネスでかなりの時間かけることを考えると、お得なオプション料金と言えるでしょう。ただし、これはあくまでも1IDつまり1つの端末当たりの料金ですので、すべてのスタッフにオプションを付けるのであれば、台数分料金がかかることになります。また、専用IP電話機での発信や宅内機器を使っての電話では適用されず、スマホ端末での利用のみとなりますので注意が必要です。
こうした条件はあるとはいえ、頻繁に外部に電話するスタッフにかけ放題プランを付けることはコスト削減に役立つはずです。通常ですと30秒あたり20円の通話料がかかりますので、3分間話した場合、120円の通話料が浮きます。3分間の電話を月に9回以上するのであれば、オプション料金を払っても元が取れるわけです。
03plusは、迅速なサービス提供を得意とする会社です。ネット環境が整っていて、申し込みに必要な書類をすぐに提出できる環境にあれば、10分程度で新しい電話番号を発行されてサービスを利用できます。クラウドFAXのサービスも同時提供していますので、同じ契約で同一システム内にて、利便性が高く、通信コストを下げられるネットFAXに切り替えられるのです。アプリをスマホに入れるだけで、同じ電話番号を複数のスマホで共有できるシステムですので、事実上、代表番号の対応ができることになります。また、アプリ経由で電話することで、同じスマホでも2つの番号を持てるのもメリットです。業務用と個人用の番号を1つのスマホで管理できるので、社員の負担も減ります。
クラウドPBXのサービスを上手に活用してコストを下げよう
クラウドPBXのサービスを導入するメリットの第一は、通信コストを下げられることにあります。各サービスで様々なオプションを提供しているため、かけ放題プランなどを利用することで、さらに通信料金を低く抑えられます。様々なサービスがあり、それぞれにメリットが存在しますので、じっくりと異なるプランを比較して、自社にとって最も使いやすく、コスト削減につながるところを選びましょう。