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PBXコラム
クラウドPBXも良いけどUniTalkも使い勝手が良くておすすめ！UniTalkを徹底解説

クラウドPBXも良いけどUniTalkも使い勝手が良くておすすめ！UniTalkを徹底解説

ソフトバンクのUnitalkとは？

Unitalkというのは、スマホキャリアであるソフトバンクが提供している通信サービスの一つで、Teamsを通して外線通話をすることができるのが特徴です。外線番号を使った通話をするにあたっては、インターネット環境とTeams、そしてソフトバンクのUnitalkがあれば良いので、シンプルに通信環境を整えられるのが強みです。しかも、多くの企業は社員同士のコミュニケーションツールとしてTeamsをすでに使っていますので、そこから外部に対して通話ができるというのは、効率が良く使い勝手が良い環境作りに役立ちます。
このソフトバンクのUniTalkは、Teamsのシステムが使えるデバイスであれば動作しますので、パソコンはもちろんのこと、タブレットやスマホでも利用できます。さらに、Teamsがつながっている状態であれば外線通話ができるということで、場所も選びません。いつものオフィスでも、外出先でも自宅でも通話が可能となります。そのため、営業担当者が出先で電話をしたい、リモートワークでコミュニケーションを取りたいという要望にも応えられるわけです。発信した通話は、会社で契約している固定電話の番号で通知されますので、相手は一般の電話からかかってきたと感じることになります。

通信コストについても特徴的です。ソフトバンクのUnitalkでは、定額制を採用しています。いくつかのプランがありますが、いくら話しても月額料金を超えることはありませんので、通信コストを下げられます。保留や転送などのオプション機能もありますので、使いやすくオフィス用の通信サービスとして十分な機能も備えています。
Unitalkは、基本的な構造はクラウドPBXと同じです。インターネット回線を使ってクラウドシステムで通話環境を構築します。そのため、オフィスや自宅などに専用のPBX設備を入れる必要はありませんし、何らかの工事も不要です。物理的な作業は一切いりませんので、契約ができれば最短時間で通信インフラを整えられます。また、使う場所を変えるとか、今までのオフィスを畳みたいといったケースでも手間がかかりませんし、無駄なコストをかけずに済みます。

こうしたことから、すでにTeamsを利用している企業には大きなメリットがあるサービスだと言えるでしょう。Teamsではチーム内の社員同士では楽にコミュニケーションを取ることができますが、ここからさらに外線通話もしたいと考えているのであれば、ソフトバンクのUnitalkは大きな助けとなるはずです。新たに外線用の電話回線を導入したりPBXを始めたりするのは、コストが大きくかかる可能性があります。しかし、Unitalkなら気軽にスタートできます。しかも、社員としてもTeamsベースで外線ができるようになりますので、新しく覚える操作が少なくて楽に使えるようになるといったメリットもあります。

Unitalkは番号ポータビリティ制度にも対応しています。そのため、すでに通常の電話回線による電話番号がある場合、その番号を引き継いで新しいシステムで同じように使えます。ただし、NTTと契約して取得した電話番号でしか番号ポータビリティ制度は利用できないので注意が必要です。従来の電話回線の番号から引き継ぐことで、デジタル化されたより便利な使い方ができますし、通信料金も下げられますので移行するメリットは大きいはずです。

一般的なクラウドPBXとの違いはある？

ネット回線を使って電話環境を作るためには、クラウドPBXを採用する企業も多いです。Unitalkも基本的にクラウド環境でバーチャルPBXを作りますので、仕組みとしてはクラウドPBXと同じと考えて良いでしょう。また、同時呼び出しやコールパーク、自動応答などの機能もあって、利便性はクラウドPBXと変わりません。
ただし、実際の使用ではいくつかの違いがあります。たとえば、クラウドPBXではサービス提供元による違いもありますが、ビジネスフォンが使えることがほとんどです。Unitalkの場合は、Teamsベースですのでアプリが使えるデバイスに限定されます。
また、一般的なクラウドPBXにある内線番号による通話という考えはありません。Unitalkでは基本的にTeamsを使ってコミュニケーションを取れるので、別に内線通話というものがいらないからです。あえて内線番号を入力する必要もなく、チャットなども行えるUnitalkの方がシンプルで使いやすい面でもあります。