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PBXコラム
クラウドPBXはSOHOの導入もメリット大！SOHOでクラウドPBXを導入するメリットを解説

クラウドPBXはSOHOの導入もメリット大！SOHOでクラウドPBXを導入するメリットを解説

クラウドPBXがSOHOとも相性がよい理由とは？

企業だけでなく個人事業主・フリーランスがクラウドPBXを導入するメリットとしては、「簡単に導入できる」点がまず挙げられます。従来のビジネスフォンやオンプレミス型PBXの場合、まず機器を導入する必要があるため、「自宅が職場/オフィス」というSOHOの環境ではなかなか導入ができない環境にありました。
しかし、クラウド上でサービスが提供されるクラウドPBXの場合、物理的な機器を用意する必要がなく導入することができますから、自宅でも何の問題もなくはじめることができます。しかも申込みからサービス利用開始まで早ければ数日程度の短期間で済みます。

もともとクラウドPBXはテレワーク・リモートワークに適している点から、新型コロナのパンデミック以降に普及が進んでいる面があります。SOHOの場合は、それこそテレワーク・リモートワークが大前提ですから、クラウドPBXのメリットを活用しやすいのです。
例えば自宅だけでなくレンタルオフィスなども利用して仕事を行っている場合、自宅(兼オフィス)にかかってきた電話をレンタルオフィスで受けることができますし、その逆もまた可能です。さらに外出中に自宅/レンタルオフィスに連絡が来た場合でもスマホで対応する必要があるのです。

SOHOの場合、自宅で仕事ができるメリットがある一方、連絡の必要から自宅に縛り付けられがちな業務環境になりがちです。クラウドPBXはそうしたSOHOならではの悩みの解消にも適しているのです。
スマホを仕事で使う場合には、クラウドPBXを導入することによって会社名義の固定電話の番号を使うことも可能になります。スマホの番号で取引先にかけると先方の知らない番号が表示されるので受けてもらえない可能性もありますが、そうした問題も解消できるわけです。
しかも、このメリットを得ることで1台のスマホでプライペートに使用する本来の番号とビジネスに使う会社の番号の両方を使い分けることができます。個人事業主の中にはわざわざ仕事用・プライベート用に分けて2台のスマホを使っているケースも見られますが、そうしたコストや手間からも開放されるわけです。

SOHOの人が積極的に活用したいクラウドPBXの機能

これまで挙げてきたようにSOHOの勤務環境とクラウドPBXは相性がとてもよいわけですが、さらに一歩進んでいろいろな機能を活用することでSOHOでの就業環境を便利に、快適にすることも可能です。
例えば、チャット機能や通話の録音機能などを使用することで幅広くビジネスに使用することができます。大事な連絡は録音しておく、Web会議を行うほどではないけれどもできるだけ速く連絡する必要がある場合にはチャット機能を使う、あるいはどうしても連絡に対応できない場合には自動音声機能で対応する、といったシチュエーションに応じてきめ細かな対応ができるようになります。

加えて、先述したように外出中に自宅オフィスにかかってきた電話をスマホで対応できるといったこともできるわけです。基本的にはすべての業務を自分で行うことになるSOHOの場合、プライベートな用事も含めてどうしても連絡に対応できないケースも出てきます。それが大事な連絡や新しいビジネスの依頼の話だった場合、対応できなかったことが大きな損失をもたらす可能性もあります。クラウドPBXならそうしたリスクもかなり軽減することが可能です。

SOHOがクラウドPBXを導入する際のチェックポイント

ただし、SOHOをしている個人事業主がクラウドPBXを導入する際にはいくつか注意点もあります。まずはやはりコスト。月額料金がサービスを利用することで得られるメリットに見合うものかどうか、経費も自分で出すことになるだけにこの点はとくに敏感になっておきたいところです。
それから、電話番号をどうするか。新たにクラウドPBXを導入する場合、これまでビジネス用に利用していた電話番号を引き継ぐことも可能ですが、これを機会に新しい番号を取得することも可能です。後者の場合、市外局番からはじまる番号を利用できる場合と、IP電話の「050」からはじまる番号を利用できる場合とがあります。基本的にビジネス用には市外局番のほうがよいのでそれができるかどうかをチェックしておきましょう。
そしてもうひとつ非常に重要なのが利用するクラウドPBXサービスが構築しているセキュリティ環境です。情報漏えいなどのリスクがないかどうか、過去の実績などもチェックしたうえで比較検討してみましょう。