クラウドPBXのクラコールを徹底解説
クラウドPBXは様々な会社がサービスを提供していますが、毎月100件を超す新規申し込みを受付、急速に支持を集めているのが「クラコール」です。人気が高まっている理由やそのサービスの特徴、メリットなどを本記事では解説していきます。他のサービスとの違いを比較して、自社で導入するメリットがあるかを検討してみましょう。
クラコールのクラウドPBXはコスパの良さが特徴
クラコールの大きな特徴の一つは、コスパの良さです。他のサービスと比べてもコストを抑えられ、それでいて十分な機能を備えていますので使いやすいと言えます。初期費用は0円としていて、工事費や事務手数料などは一切かかりません。クラウドPBXですので、物理的な工事をする必要がなく簡単に始められます。
月額料金はいくつかのプランがありますので、それぞれのプランで変わってきます。1IDだけの利用であれば月額980円から始められますし、最大でも基本料は4,900円となっています。6ID目以降は基本料が割り増しされない制度になっていますので、ユーザーが一定数いる企業について経済面でのメリットが大きくなるのです。
気軽に使えるという特徴もあります。クラコールでは、いわゆる契約の「縛り」がありませんので、1か月からでも利用できます。よくある24か月以内の解約だと高額の違約金が発生する、といったこともありませんので、短期間だけ使ってみたいと考えている事業者にも便利でしょう。そして、1IDからのスタートが可能です。小規模オフィスや個人事業者でも無駄なく導入でき、コストを最小限に下げられます。音質に心配があるといった事情であれば、30日間の無料トライアルを実施していますので、まずはそれを使ってみて使い心地を確認するのも良いでしょう。
このように、全体としてクラコールは低価格で使いやすいサービスを特徴としています。こうしたことを実現できるのは、自社グループで回線を確保しているからです。他社からのレンタル回線ではありませんので、回線使用料がかからず運用コストを下げられます。
柔軟なクラウドPBXの機能を持つサービス
気軽に始められるサービスですが、クラウドPBXで求められるサービスは十分にあり、ビジネスを効率化するのに役立ちます。まず、電話番号は「03」などから始まる市外局番を取得できますので、会社の代表番号としても使えて便利です。さらに、「0120」で始まるフリーコールもオプションで入れることができ、お客様対応窓口を設置するのに使えます。
クラコールは専用のアプリが提供されますので、そこから簡単に受信や発信ができますし、内線機能も加えられます。ビジネスフォンやパソコンだけでなくスマホでもクラウドPBXを利用でき、外出先や、社員がテレワークをする際にもその機能を発揮してくれます。さらにWeb上から専用の管理画面に入ることで、クラウドPBXサービスの操作や設定変更が可能です。ユーザーの追加や削除、着信スケジュールの変更をしたり、電話番号の追加をしたりするのも簡単です。設定を変更したら、すぐにその機能が有効となりますので、素早いビジネスの後押しをするサービスと言えるでしょう。
他にも、様々な便利機能が備わっています。たとえば、お客様への案内を行う自動音声アナウンスです。営業時間外にかかってきた電話への音声案内や、話し中の際のアナウンス再生などができます。内線番号を複数持つことができますが、ピックアップという、他の内線番号にかかってきた電話を別の番号に割り当てて鳴らす機能も備わっています。特定の部署が対応できない時に設定しておくと、確実に問合せに対処できて助かる機能です。
これらの標準機能、つまり追加料金なしで使えるものに加えて、オプション機能も充実しています。IVR・音声自働応答は、問い合わせが多い企業に人気です。代表番号にかかってきた電話には、自動的に音声ガイダンスが流れ番号のプッシュによって、担当する部署に自動的につなげるというものです。クラコールでは、このオプションサービスの提供に伴い、システムの提供も実施しています。また、通話録音をすることもできます。お客様との会話を録音し、行き違いをなくしトラブルを防止するのに役立ちます。社内の情報漏えい防止に利用することもできるでしょう。
コスパが良く始めやすいクラコールを検討してみよう
クラコールは、コスパが良いことや使い勝手が良いなどの特徴を持つクラウドPBXです。1ユーザーから使えて最大でも5,000円以下の基本料金となっています。料金は安くても機能は充実していますし、アプリや管理画面の使い勝手も良くビジネスの効率化に大きな貢献をしてくれるはずです。他のサービスとの比較をじっくりと行い、利用を積極的に検討してみましょう。