クラウドPBXとしてNURO bizは使えるの?徹底解説
クラウドPBXは、インターネット回線サービスを提供している会社でも展開しており、ネット環境構築とセットとなっています。NURO bizもその一つで、幅広い機能を持つサービスを提供しています。オフィス用のインフラということで安定性やコスパが求められますが、実際のところNURO bizは問題なく使えるのか、本記事で徹底的にチェックしてみたいと思います。
NURO bizとは?
NURO bizはSo-netが提供するインターネットインフラとクラウドサービスです。NUROは個人向けの光インターネット回線も展開していて知名度が高まっています。高速で安定性の良さがあるにも関わらず、業界トップクラスの低コストが実現されているからです。そのコスパの良さとサービスの安定性はそのままビジネス向けサービスにも当てはまります。
高い技術力とサービスの提供力のおかげで、単にインターネットインフラを構築するだけでなく、豊富な機能やサービスの充実度も特徴となっています。AWSなどを使ったクラウド環境の構築なども一貫提供していますし、クラウドPBXも同時に導入することができます。そのため、ビジネスに必要なほとんどすべてのIT環境をNURO bizだけで揃えられるわけです。その分管理の手間が減りますし、導入コストもランニングコストも軽減できるというわけです。
NURO bizのクラウドPBXは、従来のビジネスフォンのすべての機能が使えます。内線通話やダイヤルイン、転送などの機能です。こうした機能を管理用のブラウザページから簡単に行えますので、利便性が非常に高いです。また、オフィスの固定電話だけでなく、スマホやタブレットにも接続して代表電話を受けたり、外出先で代表電話番号から外部に電話をしたりできるようになります。NURO bizのクラウドPBXでは、電話会議システムにも簡単につながる仕組みが作られていますので、幅広い機能に対応できるのが特徴です。料金はそれぞれの回線状況や必要なID数などによって違うため、個別に確認する必要があります。全体的にはコスパの良さが際立っていますので、通信コストの削減を考えている企業からの引き合いが強いです。
NURO bizのクラウドPBXを利用するメリット
NURO bizのクラウドPBXのメリットとしては、通信面の管理を自社で完結できる点が大きいです。たとえば、内線電話番号の追加や削除なども、すぐに管理画面から実施できます。そのため、部署の入れ替わりや社員の配置転換などが起こった場合、工事会社に依頼することなく自分たちですぐにできるので時間も手間もかなり減ります。
もう一つのメリットは、すべての面において時間短縮につながるということです。まず、NURO bizの導入スピードはかなり早く、規模によっては申し込み手続き完了後1週間程度で新しいサービスが運用できます。クラウドPBXですので、専用のPBX装置の設置工事が不要だからです。また、新たに番号を入れるとか、オフィスを移動するといったケースでも物理的な工事は基本的に不要ですので、様々な状況の変化にスピーディーに対応できるわけです。
コストの削減ができるのも大きなメリットと言えるでしょう。特にスマホで内線電話ができるのは大きな点です。従来の電話システムだと、外出している社員がオフィスに連絡する場合は、スマホを使って通常通りの電話をするしかありませんでした。それだと、電話料金がかさみます。しかし、NURO bizのクラウドPBXであればスマホの通話も内線扱いになりますので、通話料が一切かからないのです。また、外部からかかってきた電話をスマホに転送する場合も、従来だと転送した分の通話料がかかっていました。しかし、クラウドPBXであれば内線電話と同じ形になりますので、転送料金は不要となり大きなコスト削減につながります。
オフィスの省スペースにつながるのも利点です。まず、専用のPBX装置が不要となりますので、装置設置のスペースを完全にカットできます。また、インターネットにつながっている端末があればNURO bizのクラウドPBXを使えるので、電話機はなくても構いません。パソコンにヘッドセットを接続すれば、そのまま電話ができるということです。電話機を置くスペースをデスク上からなくせるので、仕事がしやすくなります。
利便性に優れるNURO bizはおすすめ
NURO bizは高速の光回線によるインターネット環境の構築と共に、クラウドPBXやその他のビジネスに役立つIT環境の構築を一括して行ってくれるサービスです。番号の追加や削除など様々な変更を自分たちで簡単に設定できるなど、利便性にとても優れているのがメリットです。オフィスの効率化を考えているのであれば積極的に検討した選択肢と言えるでしょう。