アメリカのクラウドPBX会社・AVAYAはどんな会社？サービスと共に解説
世界的なシェアを誇るAVAYA
AVAYAは、アメリカに本拠を置くネットワーク機器メーカーです。特にPBX機器については、1.3億台を超える台数を出荷していて、まさに世界トップクラスの会社となっています。しかも、導入している企業は航空会社やホテルなど、膨大な入電が入る企業のコールセンターを持つケースが多く、いかにAVAYAが信頼されているかが分かります。また、世界のあらゆる地域において利用されているため、それぞれの地域や企業のニーズに柔軟に対応できるサービスや機能も持っています。
日本でも同じで、国内のコールセンターへの導入実績は他社を押さえて上位を占めています。また、大規模なシステム構築だけでなく、中小企業向けのスポット運用といった形でのサービスもあって、幅広い必要に応じられる体制も特徴となっています。
このAVAYAは、従来型のオンプレミスタイプのPBXと共に、クラウドPBXの分野でも実績が豊富です。固定機器を設置する代わりに、クラウドサービスを使ってオンライン環境を構築するクラウドPBXは、チャットやメールなどの他のコミュニケーション手段との併用ができることや、テレワークにも対応できるなどのメリットがあります。AVAYAは、こうした異なる使われ方や環境に対応できる柔軟なクラウドPBXサービスを提供しています。
AVAYAのクラウドPBXは高品質
AVAYAが提供するクラウドPBXは、高品質であることが大きなメリットとなっていて、多くのコールセンターで導入されています。その特徴はUC機能を気軽に追加できるところにあります。これは、従来のビジネスフォンに加えてスマホやメール、チャット、ビデオ会議などの複数の通信ツールを統合できる機能のことです。AVAYAのサービスを導入すれば、一つのシステムで複数のチャンネルを使えるようになりますので、シンプルなオフィス環境を構築できるのです。しかも、音声品質やビデオ会議における映像品質が高く、クリアな会話ができるのが強みとなっています。
また、簡単な操作というのも特徴です。専用アプリからワンクリックでビデオ会議をつなげて、世界中の拠点と会議を始めることができてスムーズです。コールセンターなどの環境においても、電話でつながらなかった相手に、同じ画面を見ながら即座にメールやチャットで伝えたかった内容を送信することができます。こうしたコミュニケーションツールは、外部との連絡だけでなく、社内でも利用できますので、メンバー同士での情報共有もスムーズになるはずです。
さらに、チーム内でさまざまなデータ交換や作業ができる機能も提供されています。同じドキュメントを共同編集したり、お客様やプロジェクトに関するファイルにアクセスして、共に検討したりすることができます。クラウドPBXを入れることによって、連携を強化して業務効率を図れるというわけです。
技術も最先端なものが多い
AVAYAは常に最新の技術を使ってサービスを提供していることも、世界中で信頼を得ている理由です。たとえば、AIをいち早く採用してサービスの質の向上を図っています。たとえば、音声の生体認証技術を用いて、電話をかけてきた相手と今までの顧客データと照合して、誰からの入電なのかを自動識別したり認証したりできます。さらに、AI対応によるデジタルパートナーを配置できるという機能も特徴的です。音声通話をしている時に、AIが役立つアドバイスをしてくれたり、必要な情報を提供してくれたりするのです。オペレーターのスキル向上にもつながりますし、研修コストを下げることにもなります。
また、成果率を向上させるための機能という点でも優れています。たとえば、センチメント分析という機能があります。これは、さまざまな要素から顧客の感情をその場で解析して、どのようなアプローチをしたら効果的かをアドバイスしてくれる機能です。膨大なビッグデータと最新の解析技術を駆使した機能で、営業支援ツールとしても採用できる機能となるはずです。そして、SalesforceなどのCRMとの統合連携ができること、SNSとのメッセージ機能の統合ができるといった拡張性の高さもメリットで、すでに使っているシステムや連絡手段をより効果的に使用し続ける助けとなるでしょう。
レベルの高いクラウドPBXを実現するAVAYA
AVAYAは従来オンプレミス型のPBXの時代から、世界的にトップシェアを確保してきた企業です。そのAVAYAが提供するクラウドPBXは、単に便利で使いやすいというだけでなく、他のサービスを圧倒するほどの高品質で高度な機能を提供しているのが特徴です。業務効率化や営業効率を高めるためのシステムを探しているという企業に最適のサービスと言えるでしょう。
